元ソフトウェアエンジニアが駐妻になって再就職困ったブログ

元組み込み&Androidのソフトを書いてたエンジニアが、駐妻でNYに行って、NYと帰国後に困ったお話。

再就職を振り返ってみる

2014年8月から2018年5月末までニューヨークに駐在妻という立場で滞在してました。

 

2013年中に仕事を辞めてしまっていたので、ブランクはほぼ5年…

再就職は割と大変でした。

 

アメリカにいる間には、ニューヨーク大学(NYU)のCourant Institute of Mathematicsのcomputer scienceの修士課程にいってみたり(妊娠して中退しちゃったけど…)、フリーランスでライターやってみたり、ちょっとは活動してました。

 

でも帰国したら、一度レールを外れた子持ちの再就職は厳しかったです。

 

フルタイム正社員としては5年のブランクがあったので、面接でその点をねちねち言われることもありましたね...

 

例えば、カメラメーカー某N社は、

大学院に行っていた間は、働いていたわけではないのでパフォーマンスは落ちているよね?英語力をアピールされても、うちは日本企業なのでそこまで英語は必要ない。

 

とか。すげーな、グローバル化無視。

 

某S社は

時短勤務はオフィシャルにはあるけど、時短にされるとアシスタント的な仕事しかさせられないから困る。

 

とか。わからんでもないけど…

 

なんとか内定は複数もらえたけど、お給料がソニーに新卒で入った時よりも低かったりで、大学院で勉強して努力してきたつもりだったのでめちゃくちゃ落ち込みました。

NYUのクラスメートたちはアメリカで続々就職を決めていたため(結構GAFAに決まっていた)、彼らの年収と比較して半分しか提示されない私は何なんだろう…と鬱っぽくもなりました。

 

最終的には、子育てしつつオンラインで大学院をつづけて、いつかGAFAに行こう!もしくは独立できるようにしよう!と方針を変えて、まずはパート的に働き始めることにしたのでした。(保育園がみつからなかったので、実家に頼らざる得なくなったという事情もあり…)